サイト「愛してるよ、ルイズ」ルイズ「わ、私も、あんたのことを……」
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:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:13:07.57 ID:A9YfU/XoO
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールという少女について説明するならば、まず初めに特筆するべきは類稀なるその美貌について触れなければならない。
トリステイン王国の名門貴族、ヴァリエール公爵家の三女として生を受けたルイズは神に祝福されたが如く大変可愛らしい美少女である。
くりくりとした大きな鳶色の瞳。
陶磁器のように白く澄んだ美しい肌。
小柄な身体と、そして桃色ブロンドの髪。
どれひとつ取っても魅力的な要素が奇跡的なバランスの上に成り立ち、集結している。
彼女が通り過ぎれば老若男女を問わず、10人中10人がハッとして振り返るであろう。
まさに、神が作りし美の化身と言っても過言ではない程に、ルイズの容姿は整っていた。
SSWiki :
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2
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:16:57.85 ID:A9YfU/XoO
さて、そんなとんでもない美少女のルイズにはいくつかの欠点があったりする。
欠点と言っても些細なことで、小柄なルイズは同年代の少女と比べて発育が良くない。
とはいえ、世の中にはむしろそれを望む紳士が大勢居るので、この点は別に問題はない。
以下略
AAS
3
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:19:02.00 ID:A9YfU/XoO
「畜生、ルイズの奴め。覚えとけよ」
ひょんなことから主人であるルイズを激怒させたサイトは現在、腹を空かせてトリステイン魔法学園の敷地内を彷徨っていた。
とはいえ、当て所もなく徘徊しているわけではなく、もちろん目当ては存在しており。
以下略
AAS
4
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:21:04.97 ID:A9YfU/XoO
すみません!
トリステイン魔法学園と書いていますが間違いです
正しくはトリステイン魔法学院でした
謹んで訂正します
5
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:22:27.59 ID:A9YfU/XoO
「ぷはーっ! 美味かった。ごちそうさん」
「ふふっ。サイトさんの食べっぷりはいつ見ても素敵です。作り甲斐がありますね」
「そ、そうかな……」
出された残飯を平らげたサイトを眺めながらシエスタはニコニコしていて、そんな風に微笑まれながら優しい言葉をかけられると、大抵の年頃の男子はこの子は俺のことが好きなのではないかと勘違いしてしまう。
以下略
AAS
6
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:25:36.79 ID:A9YfU/XoO
「到着」
「どこだよ、ここは!?」
「私の部屋」
連れてこられたのはタバサの部屋だった。
以下略
AAS
7
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:26:48.33 ID:A9YfU/XoO
「これはもしかして絵本か?」
「そう。わかりやすいと思って」
「へえ。どんな内容なんだ?」
「囚われの姫を勇者が助ける話」
以下略
AAS
8
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:27:50.68 ID:A9YfU/XoO
「わ、悪い。変なこと聞いちまって」
「いい。勉強には必要……だから」
まるで茶の間のテレビにいかがわしい映像が流れたような気まずさを覚えたサイトが謝ると、タバサは首を振りそしてじっと見つめ。
以下略
AAS
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:29:09.05 ID:A9YfU/XoO
「へー。ふーん。ほほう」
「な、なに……?」
「ずばり、あなたは俺のことが好き?」
もういろいろと台無しである。やらかした。
以下略
AAS
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:30:16.32 ID:A9YfU/XoO
「へえ? ふうん? もしかして……」
「よ、用件はなに?」
色恋沙汰には聡いキュルケは今の一幕で全てを察したらしくニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべで揶揄う気満々であり、それを察したタバサが珍しく慌てながら用件を尋ねると。
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:32:37.81 ID:A9YfU/XoO
「た、ただいま帰りました……」
「遅い!」
緊張しつつ帰宅を告げると怒声が返ってきた。
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:33:59.02 ID:A9YfU/XoO
「そんな生意気な使い魔がいいんだろ?」
「バカ……調子に乗りすぎ」
などと言いつつもルイズはドキドキしてる。
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:35:34.52 ID:A9YfU/XoO
「行かないでください、だろ?」
「バカサイト。調子に乗りすぎよ」
「ごめん。ルイズが可愛すぎて、つい」
「そ、そそ、それなら、仕方ないわね……」
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:37:14.00 ID:A9YfU/XoO
「ほらな、出来ただろ?」
「うう……褒めなさいよ」
「ルイズは偉いなあ! さっすが、ルイズだ」
褒めろと言われれば素直に褒める。重要だ。
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:38:38.50 ID:A9YfU/XoO
「ルイズ、そろそろベッドに行かないか?」
「そ、それは、まだ早いわ……」
「そうかな?」
「だって、私たちまだ結婚してないし……」
「ちゃんと責任は取るからさ」
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:40:17.88 ID:A9YfU/XoO
「サイト、あんた……」
「今のなし」
いかに調子に乗っていてもわかる。
それほどに、場の空気が一変していた。
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:42:13.72 ID:A9YfU/XoO
「ルイズ、ほんとにいいのか?」
「ご主人様のお尻を堪能出来るのは今だけだから。もうこんな機会は二度とないから」
そう言われると、期間限定プレミアム感が増すわけで、サイトとしても決意が固まった。
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:43:40.73 ID:A9YfU/XoO
「やだやだ。もうだめ。ほんとだめっ」
「ダメなの? もうやめる?」
「だめだけど……もっとして」
「仰せのままに」
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:45:01.81 ID:A9YfU/XoO
「ほら、ルイズ。気持ち良いだろ?」
「んあっ……きもちくないもん」
「だってこんなにヒクヒクしてるぜ」
「そ、そんなの知らないっ」
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:46:45.07 ID:A9YfU/XoO
ちょろろろろろろろろろろろろろろりんっ!
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
バシャバシャと顔面に尿を受けながら、サイトは溺れる覚悟で哄笑を敢行した。決死だ。
以下略
AAS
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/30(土) 22:48:32.08 ID:A9YfU/XoO
「ううっ……サイト」
「ルイズ……ごめんな、遅くなって」
7万の群勢を相手取るよりもしんどかった。
しかしサイトは糞の根を掻き分け帰還した。
以下略
AAS
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