阿良々木暦「僕がひたぎさんを嫌う未来なんてない」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:12:26.84 ID:Gzf81c1XO
「なによ、不満そうな顔をして」
「いや、なんか今の僕の尻穴を否定された気がしてさ。これでも綺麗にしてるんだけど」
不満を口にすると戦場ヶ原はくすりと嗤い。
3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:14:41.47 ID:Gzf81c1XO
「さて、そろそろいくわよ」
「ああ。覚悟は出来てるよ」
「それじゃあ、お尻をこちらに向けて」
言われた通り、尻を向ける。すると彼女は。
4:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:16:23.96 ID:Gzf81c1XO
1分経過。
「せ、戦場ヶ原、もう無理。トイレに……」
「ダメよ。まだ1分しか経ってないわ」
5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:18:02.33 ID:Gzf81c1XO
2分経過。
「せ、戦場ヶ原さん……助けてっ」
「ええ。もちろん、助けてあげるわ」
「っ……じゃあトイレに行かせてくれ!」
6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:19:28.84 ID:Gzf81c1XO
3分経過。
「ひ、ひたぎさん……? 今、なんて……?」
「あら、名前で呼んでくれるの? 嬉しいわ」
「どういたしまして……じゃなくて!」
7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:21:25.57 ID:Gzf81c1XO
4分経過。
「阿良々木くんが悦んでくれて嬉しいわ」
思わず愉悦を溢した僕を見て、満足そうに微笑む戦場ヶ原があまりに綺麗だったから。
8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:24:48.04 ID:Gzf81c1XO
5分経過。
「暦。油断は禁物よ」
「っ……!?」
9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:26:34.35 ID:Gzf81c1XO
「私はもう充分、愉しんだから」
「ひたぎさん……」
「だから、もういいのよ」
「いいって……なんだよ」
10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:28:15.49 ID:Gzf81c1XO
「勝手に決めつけるなよ!」
「暦……」
誰が誰を嫌うって?
僕が、阿良々木暦が、戦場ヶ原ひたぎを?
11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:30:16.77 ID:Gzf81c1XO
「さあ、ひたぎさん。立って」
促すと、ひたぎさんは尻込みをした。
「実は、もう歩けなくて……」
12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:32:19.47 ID:Gzf81c1XO
「聞いて、暦」
「……わかった。聞くよ」
「私、漏らしてしまったわ」
やはり。滴っていたのは、便だったらしい。
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