阿良々木暦「僕がひたぎさんを嫌う未来なんてない」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/16(土) 23:12:26.84 ID:Gzf81c1XO
「なによ、不満そうな顔をして」
「いや、なんか今の僕の尻穴を否定された気がしてさ。これでも綺麗にしてるんだけど」

不満を口にすると戦場ヶ原はくすりと嗤い。

「それじゃあ逆に聞くけど、阿良々木くんは昔の私のお尻の穴に興味はないの?」
「ないと言えば嘘になるけど……それでも、僕が好きになったのは今の戦場ヶ原だから」
「あら、ありがと。それは素直に嬉しいわ」

昔の戦場ヶ原ひたぎの尻穴。ロリガハラ。
それを拝む機会は既に失われてしまった。
けれど、僕らは今を生きている。そうさ。
過ぎ去った過去に、想いを馳せはしない。

「私も好きよ。今の阿良々木のお尻の穴」
「そりゃどうも」
「でも私は欲張りだから、過去も今も未来も含めて、あなたのお尻の穴を独占したいの」
「それは素直に怖いけど、なんか嬉しいな」

人間は生きている限り必ず歳を取る。摂理。
吸血鬼となった際の後遺症が残る僕が戦場ヶ原と同じように老いるのかはわからないけれど、共に同じ時を歩むことに違いはない。

いずれにせよ、年老いてからも互いの尻を拭き合えるような関係になりたいものである。


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