もしもし、そこの加蓮さん。
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170:名無しNIPPER[saga]
2020/05/08(金) 00:37:38.28 ID:qTjhoOKq0

 ◇ ◇ ◆


 「しおり配るぞー」
以下略 AAS



171:名無しNIPPER[saga]
2020/05/08(金) 00:41:56.20 ID:qTjhoOKq0

遠足と言えば、バス。

凛と奈緒の共通認識は有り得ないほど強固で、
電車でもいいよという加蓮の案は敢えなく却下されたのです。
以下略 AAS



172:名無しNIPPER[saga]
2020/05/08(金) 00:46:14.55 ID:qTjhoOKq0

路線バスですから、小刻みに停車を繰り返します。
その度にアナウンスされる名前に感心したりしていると、急に奈緒が声を潜めました。

 「凛、加蓮」
以下略 AAS



173:名無しNIPPER[saga]
2020/05/08(金) 00:53:49.36 ID:qTjhoOKq0

 ◇ ◇ ◆


 「あ、見た事ある」
以下略 AAS



174:名無しNIPPER[saga]
2020/05/08(金) 01:00:13.98 ID:qTjhoOKq0

 「うおー。この果物籠の絵、すごいな」

 「凄いね……さっきもぎって来たのを盛ったみたい」

以下略 AAS



175:名無しNIPPER[saga]
2020/05/08(金) 01:07:44.91 ID:qTjhoOKq0

 「……」

 「……」

以下略 AAS



176:名無しNIPPER[saga]
2020/05/08(金) 01:15:01.78 ID:qTjhoOKq0

 「ここが目玉展示みたいだね」

凛が呟き、何人かのお客さんが集まっている一角を指し示します。
二人も凛の背中について行って、その作品の前で立ち止まりました。
以下略 AAS



177:名無しNIPPER[saga]
2020/05/08(金) 01:23:54.11 ID:qTjhoOKq0

 「あ、これも知ってる」

 「ロダン……あれ、ダンテさんだっけ?」

以下略 AAS



178:名無しNIPPER[saga]
2020/05/08(金) 01:32:26.07 ID:qTjhoOKq0

やがて、細く長い息と共に加蓮の肩が緩みました。
くるりと振り向いて、こちらを眺めていた二人に笑みを浮かべます。

 「で、『考える人』だっけ? 行こいこ!
以下略 AAS



179:名無しNIPPER[saga]
2020/05/09(土) 10:34:32.08 ID:GVB5f6680

 ◇ ◇ ◆

代々木公園や新宿御苑と並び、都内でも有数の規模を誇る上野恩賜公園。
その芝生広場の一角に、三人の女の子がレジャーシートを広げています。
以下略 AAS



180:名無しNIPPER[saga]
2020/05/09(土) 10:46:00.83 ID:GVB5f6680

 「加蓮の、気合入ってるな」

 「凄いね。素直に」

以下略 AAS



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