魔法少女アレイスたん☆マギカ
1- 20
117:松坂英治[saga]
2020/03/03(火) 20:14:49.40 ID:AdULX9Kb0
 マミは震える体を押さえ込みながらも、“二人”の下へと歩み寄った。
 「助けてくれてありがとう。そして暁美さんには酷いこと言ったりしてごめんなさい。勘違いしてたとはいってもあんなことをしてごめんなさい」
 「いいえ、気にしてはいないわ。あなたが助かればそれで良かったわ。こちらこそ言い方が悪かったわ、ごめんなさい」
 二人の雰囲気はシャルロッテの結界の中にあった邪険なものではなく、和解したような柔らかいものになっていた。
 それを遠目に見ていた美樹さやかも何かを思ったのか、ほむらの方へと駆け寄り、
以下略 AAS



118:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 10:42:10.43 ID:05gHMH560
 「巴マミ」
 辺りが喜びのムードになる中、暁美ほむらは巴マミの名前を短く呼んだ。
 「......何かしら?」
 先程和解したばかりだというのにほむらの目はなにやら鋭かった。
 「あなた、さっきのことがあってまだ魔女と闘える?」
以下略 AAS



119:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 10:43:06.61 ID:05gHMH560
 「いいの?」
 「ええ、勿論よ。約束する」
 予想外の返答に一瞬呆ける巴マミ。そして理解が現実に追い付いたのか、
 「ありがとう......!本当にありがとう......!!」
 「別に気にしなくていいわ。わたしにもわたしの目的があってその為にやっているだけですもの」
以下略 AAS



120:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 11:54:20.61 ID:05gHMH560
 言いかけた時、アレイスターに異変が起こった。
 「ごぶっ......」
 先程までは何の問題もなく、シャルロッテの攻撃も受けていない筈のアレイスターの口から血が垂れてきていた。それが引き金なのかアレイスターはその場にしゃがみこみ思いきり赤い鮮やかな血反吐を吐いた。
 「ごふ......ごほっごほ......」
 一瞬のことで何が起こったのか理解出来ずに固まってしまう少女達。そしてやっと理解が追い付き、
以下略 AAS



121:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 11:57:27.98 ID:05gHMH560
 「いや......でも......」
 「ではそこの暁美ほむらと言ったか。君が私をおぶってくれないか?そうすれば移動中も状態が悪化しないだろうしな」
 「本当にいいのかしら?ここは病院の敷地内でもあるのよ」
 「いや、病院は結構するよ。諸事情で病院にお世話になりにくくてな」
 「......分かったわ」
以下略 AAS



122:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 11:58:47.98 ID:05gHMH560
 「マミさん大丈夫ですか?」
 「一旦休んだ方が......足も震えてますし......」
 「マミ、僕も休んだ方がいいと思うよ」
 みんな察していた。恐らく今まで見栄を張って恐怖を紛らわしていただけだと。当たり前だ人は誰でも恐怖から逃げたがる生き物だ。それに死の恐怖を味わってすぐにその恐怖が抜けるわけがないのだ。その為なのか魔女が居なくなった今でも魔法少女の格好をしている。普段の格好よりも魔法少女の方が心強いのかも知れない。しかしマミは後輩二人に迷惑をかけまいとしているのか、
 「大丈夫よ、みんな先に行ってて」
以下略 AAS



123:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 11:59:16.30 ID:05gHMH560





以下略 AAS



124:松坂英治[sage saga]
2020/03/04(水) 12:00:02.97 ID:05gHMH560
ここまで前座、ここから本編


125:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 12:00:28.17 ID:05gHMH560





以下略 AAS



126:名無しNIPPER[sage]
2020/03/04(水) 12:28:01.06 ID:nSxIEQiSO
そんな、乱パが……


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