51: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:15:26.55 ID:NBL3UyTw0
熊野「う、うぅ……提督?」
( T)「おはよう」
秋月「な、何かとても恐ろしいモノを見たような……」
52: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:16:39.80 ID:NBL3UyTw0
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53: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:17:34.39 ID:NBL3UyTw0
( T)「ああ、それは普通に美味いから心配すんな。ただマジで強いから気をつけろよ」
熊野「そろそろ勿体ぶらずに教えて欲しいものですわね。その怪異が何者なのか」
( T)「そうだな……割とお前の名前に縁のある妖怪でな」
54: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:18:55.23 ID:NBL3UyTw0
秋月「念の為に聞いておきたいんですが、猪って草食ですよね?」
( T)「いや雑食」
熊野「虫や爬虫類、場合によっては小動物も食べますわね」
55: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:20:04.04 ID:NBL3UyTw0
( T)「……」
風上から、嫌な臭いが漂ってくる。身を伏せ、更に慎重に進む
『ぐちゃぐちゃ』といった咀嚼音。そして時折、鼻を鳴らす音が聞こえる
56: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:21:25.57 ID:NBL3UyTw0
スラッグ弾は胴に命中するが、分厚い毛皮に塞がれポトリと落ちる。読んで字の如く『痛くも痒くも』ないのだろう
しかし気には障ったようで、先ほどまで貪っていた『ぬっぺふほふ』を鷲掴みにすると
「ブギィッ!!!!!!」
57: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:22:10.22 ID:NBL3UyTw0
(#T)「悪質タックル!!!!!!!」
四メートルあろうと筋肉の方が強いので、腕に飛びかかり軌道を逸らす
爪は熊野の身体の代わりにジャケットの端を切り裂くに留まった
58: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:22:38.34 ID:NBL3UyTw0
互いに突進、すると見せ掛けて
(#T)「そらよっ!!」
59: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:23:37.25 ID:NBL3UyTw0
「ビギィィィ!!!!」
(#T)「クソッ、ダメか!!」
60: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:24:24.61 ID:NBL3UyTw0
(;T)「後は……っ、これだ!!」
奴の食い残しである『ぬっぺふほふ』の肉片を拾い、服に擦りつけrくっせ!!!!!!!!!!!オウェッ!!!!!!!
だがこれで奴が使える器官を最大限に惹きつけられる。『臭い』と『音』で誘うのだ
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