60: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:24:24.61 ID:NBL3UyTw0
(;T)「後は……っ、これだ!!」
奴の食い残しである『ぬっぺふほふ』の肉片を拾い、服に擦りつけrくっせ!!!!!!!!!!!オウェッ!!!!!!!
だがこれで奴が使える器官を最大限に惹きつけられる。『臭い』と『音』で誘うのだ
「ブゴッ!!ブゴッ!!」
(#T)「さあこっちだ!!来い!!」
必要なのは『高さ』だ。声で誘き寄せながら、手頃な木に手足を掛けて登る
(#T)「来いオラ!!豚も煽てりゃ木に登るんだろ!?ええ!?」
「ブゴゴゴゴゴゴゴォ!!」
猪ならともかく、なまじ器用な妖怪だ。発達した両手で木にだって登れるだろう
狙い通り、樹皮をバリバリと剥がしながら俺の後を追ってくる。この光景映画になりそう
後はタイミングだが、あまり悠長に待ってはいられない。実際、木は重量に耐えきれず折れ曲がり始めている
(#T)「熊野!!合図で撃て!!」
頷いた彼女は、リロードを済ませた猟銃を一本だたらへと向ける
確実に仕留める為にはもう少し、奴の爪が届かないギリギリのラインまで―――
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