熊野「裏世界ハンティング」
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56: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:21:25.57 ID:NBL3UyTw0
スラッグ弾は胴に命中するが、分厚い毛皮に塞がれポトリと落ちる。読んで字の如く『痛くも痒くも』ないのだろう
しかし気には障ったようで、先ほどまで貪っていた『ぬっぺふほふ』を鷲掴みにすると


「ブギィッ!!!!!!」


大きく振りかぶり、投げつけてきた


(;T)「くっ、そが!!」

秋月「ひゃっ!?」


バッグを手放し、反応が遅れた秋月を抱え、臭い肉の飛来物を避ける。木の幹にぶつかった亡骸は、真っ二つに千切れ飛んだ


「フゴォッ!!!!!!!」

(;T)「狙いはお前だ熊野ォ!!」


狩猟対象獣としての本能か、奴の標的になったのは『猟銃』を持つ熊野だ
ケンケンの要領で素早く距離を詰め、鋭い爪で切り裂こうと腕を振るう


熊野「承知しておりまして……よっ!!」


前転で攻撃を躱し、うなじに向けてもう一発猟銃を撃つ
今度は近い分威力があったのか、弾は毛皮の中へと埋め込まれた


熊野「やっぱり効かな……きゃあっ!?」


一本だたらは地面を抉り、落ち葉と土の目眩しを熊野へと放った
そして身体を回転させ、怯んだ彼女へと次の爪を振り下ろす


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