35: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:55:06.43 ID:NBL3UyTw0
熊野「あ、あ、あ、あれって!?」
( T)「不死鳥」
秋月「そ、そんなものまで……?」
36: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:56:39.38 ID:NBL3UyTw0
( T)「そんじゃあ引き続き色んなところ燃やしに行くか」
熊野「趣旨が変わってますわよ?」
秋月「あれ……?」
37: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:57:18.24 ID:NBL3UyTw0
(;T)そ「あっ!!やべえ伏せろ!!」
オッサンは腰布を両手で広げる。股座にはサオが『三つ』並んでいた
38: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:58:13.15 ID:NBL3UyTw0
秋月「ふ、ふ、素晴らしいモノを見せて頂いてすぐさまこれですか……」
熊野「ショックなのは承知ですが早く立ち上がってください!!次が来ますわよ!!」
39: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:59:17.06 ID:NBL3UyTw0
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40: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:00:24.68 ID:NBL3UyTw0
熊野「提督はいつからこのお仕事を?」
( T)「んー……四年目くらいか?寺生まれのGさんの後継者が育ってなくてよ、俺に話が回ってきたんだよ」
秋月「その……管理?になるんでしょうか。行き届かなければどうなるんですか?」
41: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:01:23.69 ID:NBL3UyTw0
「……」
摺り足で砂利を擦りながら、ビーサンとツギハギだらけのジャージ姿の爺さんが現れる
肩には大袋を担ぎ上げているが、足取りに難儀の色は見えなかった
42: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:02:24.70 ID:NBL3UyTw0
秋月「ど、どなたですか?」
( T)「あずき洗い」
熊野「あずき……あら、これ」
43: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:03:44.45 ID:NBL3UyTw0
秋月「ごちそうさまでした!!」
熊野「お粗末様でした」
( T)「それお弁当作った俺のセリフ」スゴイシツレイ
44: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:05:08.79 ID:NBL3UyTw0
川辺から歩くこと二十分、ポツンと一本の柿の木がたわわな実をつけておっ立っている
皮の色合いから見ても食い頃だろう。ただし、一つだけ変化があった
熊野「オッサンの顔!!!!!!!!!!!」
45: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:06:56.05 ID:NBL3UyTw0
( T)「柿の妖怪ってのは他にもいてな。ある寺の小僧の元に男がやって来て、自分の糞をすり鉢で擦ったものを食えと迫るんだ」
秋月「っ、ゲホッ!!ゴホッ!!」
熊野「急にご自身の性癖の話をしないでくださる!?」
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