40: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:00:24.68 ID:NBL3UyTw0
熊野「提督はいつからこのお仕事を?」
( T)「んー……四年目くらいか?寺生まれのGさんの後継者が育ってなくてよ、俺に話が回ってきたんだよ」
秋月「その……管理?になるんでしょうか。行き届かなければどうなるんですか?」
( T)「行方不明者が増える。つっても、誤差の範囲内かも知れねえけどな」
秋月「……司令が管理できなくなったら」
( T)「何十年後の話?」
熊野「終戦後は霊能者にでもなるおつもり?」
(;T)「ええ〜……どうかな……胡散臭いじゃん……自営業扱いになんの?確定申告自分でしなきゃならないじゃん……」
熊野「そもそも、このお仕事に報酬は出るんですの?」
( T)「山ほど野菜とか米とか貰える」
秋月「えっ?毎年この時期になると近隣の村から大量に送られてくるのって」
( T)「ああうん、これ」
秋月「もう司令に足を向けて寝れません……」
(;T)「え?なんで?」
熊野「珍しくそれなりの甲斐性を見……ッ!?」
川辺から聞こえた足音に、熊野は反射的に猟銃を手に取った
秋月「あっ、新手!?」
( T)「違う違う。顔見知りだ。熊野」
熊野「……人の足音でしたわよ?」
( T)「だーからそれで良いんだって」
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