熊野「裏世界ハンティング」
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44: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:05:08.79 ID:NBL3UyTw0
川辺から歩くこと二十分、ポツンと一本の柿の木がたわわな実をつけておっ立っている
皮の色合いから見ても食い頃だろう。ただし、一つだけ変化があった


熊野「オッサンの顔!!!!!!!!!!!」

( T)「もう一回拍子抜けっつってみろよ」

熊野「私が浅はかでしたわ!!この変態が普通に柿を食べさせてくれるワケが無かったのに!!」

( T)「堪忍袋の緒って知ってる?」

秋月「な……司令、これは?」

( T)「宮城県の妖怪、『タンタンコロリン』だ。熟した柿がオッサンの顔になっただけ」

秋月「目が動いてるんですけど!?」

( T)「食っても問題は無い。美味い」

秋月「食べづらいです!!」

( T)「大丈夫だってほら毒とかは無いし叫ばないし」


試しに一つもいで齧ってみる。柿は固めの方が好みだが、柔らかく甘味が強いのも悪くない
断面図はもう形容し難いグロさだけど味だけはしっかり柿だ。大丈夫、頭可笑しくない


秋月「じゃ、じゃあ秋月も一つ……」

( T)「おー食え食え。神戸産まれ、お前は?」

熊野「戴きますわよ!!毒を喰らえば皿までですわ!!」

( T)「お洒落な重巡のセリフじゃない」


二人もそれぞれ柿を?ぎ取り口にする
なんかタンタンコロリンの顔が興奮してるように見えるけど黙ってよう。気持ち悪いな


秋月「んー!!美味しいです!!」

熊野「味だけは確かに絶品ですわね……見た目はともかく……」


食った事ねえけど、バロット初めて食う時ってこんなリアクションするんだろうな……


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