669: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:33:07.25 ID:X/2IuQil0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
男「これほどさっさと意識を落としてしまいたいと思うこともそうないだろうな」
寝たい、というわけではない。もうなんなら頭殴られて気絶とかでもいい。
670: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:34:18.72 ID:X/2IuQil0
男『緋色』
反応は、ない。
男『このままってわけにもいかないだろう。一度脱いで、濡れた所だけでも風呂で洗わなきゃ』
671: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:35:37.17 ID:X/2IuQil0
緋色『ッ!』ビクッ
男『す、すまん』
もう少しで下着が見えてしまうという位置まで下げたあたりで俺の手が袴の横にある隙間から緋色の太腿に触れてしまったようだ。
672: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:36:32.58 ID:X/2IuQil0
緋色『え、違うの?洗うんでしょ?』
男『それはそうなんだがな、そうなんだけどな、違くてな』
緋色『…課長さんも一緒に入る?』スルスル
673: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:37:26.02 ID:X/2IuQil0
男「明日いつもと同じように接する自信がない」
天井を見つめながらベットで呟く。
寝れないのは嵐のせいにしておきたい。
674: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:38:07.28 ID:X/2IuQil0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
夕張『どうだった?』
明石『これはもう実質SEXでしょ』ツー
675: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:39:05.91 ID:X/2IuQil0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
翌朝、嵐は去った。
穏やかな海と照り付ける太陽という絵に描いたような台風一過。
676: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:42:33.04 ID:X/2IuQil0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
男「…」
正午前。長屋のトイレから出てふと足を止める。
677: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:44:26.42 ID:X/2IuQil0
瑞鳳『どうしたの?』
男『どうしたって、それは…』
なんてことはない風に、まるでドッキリのためのただのメイクだとでもいうように瑞鳳はこちらに近づいてくる。
678: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:45:14.51 ID:X/2IuQil0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
叢雲『何、あれは』
入居ドック前で艦隊の被害状況を記録してると妙なのがいた。
821Res/614.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20