669: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:33:07.25 ID:X/2IuQil0
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男「これほどさっさと意識を落としてしまいたいと思うこともそうないだろうな」
寝たい、というわけではない。もうなんなら頭殴られて気絶とかでもいい。
思考を強制的に止めたかった。
こうしている今も先程までの攻防が延々と頭の中で思い起こされるからだ。
あの後緋色を抱きかかえて部屋に戻って気づいた。
ここで着替えるわけにもいかないと。
結局元の場所まで戻ってそのまま風呂の脱衣所まで運んだ。
未だに俺の胸元にしがみついて泣き声を押し殺している彼女に、濡れた服を脱ぐために立つ、というのはまだ無理だろう。
だからといって床に寝かせるわけにもいかない。ので仕方なくタオルを一枚敷いてゆっくりと体を寝かせた。
幾分落ち着いてはきたようだが、顔をすっかり両腕の裾で覆い表情を一切見せてくれない。
完全に脱力しタオルの上に仰向けで嗚咽を上げ続けている。
こうして足をまっすぐ伸ばしていると股の下から濡れた跡が広がっているのがはっきりと分かる。
もうこの時点で助けを呼んで逃げ出したい気持ちでいっぱいなんだがそうもいかない。
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