672: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/04/26(火) 00:36:32.58 ID:X/2IuQil0
緋色『え、違うの?洗うんでしょ?』
男『それはそうなんだがな、そうなんだけどな、違くてな』
緋色『…課長さんも一緒に入る?』スルスル
男『何故!?』
緋色『だって、その…汚しちゃったじゃなぃ…』スルリ
男『そこは別に、それに緋色の着替えも取ってこなきゃならないし、それに』
緋色『私とじゃ嫌?』ギュッ
後ろから抱き着かれた。
背中の感触と、目の前に回された肌色の腕ではっきりとわかる。
素っ裸だこれ。
さっきまでと違い胸元に回された腕はとても弱弱しいものだったが、さっきまでとは比べ物にならない引力のようなものを感じる。
そのまま海中に引きずり込まれるんじゃないかと思う程の、渦潮のような。
それは、以前にも一度、いや二度目だ。感じた事のあるものだった。
男『叢雲に殺されると思うからなしで』
緋色『…それは怖いわね』
とりあえずその後風呂に入れて着替えさせて、どうにかなった。
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