【艦これ】神風「最初の一人」
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327: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 03:55:58.34 ID:N7J8Cfyv0
ようやく隣に座った大鳳が流れる汗をじっと見つめてくる。

男『汗って珍しいか?』

大鳳『確かに私達は汗とかかきませんしね。でもそれよりも、同じなんだなって思ったんです』
以下略 AAS



328: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 03:56:35.78 ID:N7J8Cfyv0
大鳳『一時期提督もジョギングをしていた事があって、その時は結構いたんですけれど』

男『あぁそれで俺と同じだと。しかし彼もジョギングを』

大鳳『本当に一時的でしたけれどね。仮にも提督だと言うのにあんまりにも貧弱だから、と叢雲が無理やり色々と鍛えようとした事があって』
以下略 AAS



329: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 03:57:19.75 ID:N7J8Cfyv0
大鳳『一年前の事なのにもう随分昔の事のように感じます。あの時もこうやって』

男『お、おい?』ドキッ

大鳳が俺の身体に顔を近づけ匂いを嗅ぐ。小柄な女性に匂いを嗅がれるというなんだ、なんだこの状況。
以下略 AAS



330: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 03:57:59.27 ID:N7J8Cfyv0
大鳳『ですから、課長さんの汗をですね』
男『いやいやなんでだ!なんで汗を舐める!?』

大鳳『大した意味は無いんです。興味本位というか』

以下略 AAS



331: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 03:58:38.71 ID:N7J8Cfyv0
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大鳳『もうすぐ六時ですね』

男『あぁ、そろそろ戻ろうか』ハァハァ
以下略 AAS



332: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 03:59:29.06 ID:N7J8Cfyv0
男『こんなことを聞くのは失礼だとは思うんだが、その、どうして"人間"と走ろうと?』

大鳳『あ〜、そこですか…そうですよね』

少し寂しそうな表情が返ってくる。だから聞きたくなかったのだが、しかしここはハッキリさせておきたい所でもある。
以下略 AAS



333: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:00:26.75 ID:N7J8Cfyv0
大鳳『人間の事を話す時の飛龍さんはいつもキラキラとした目で、まるで水平線の向こうを見るかのように私には見えないどこか遠くを見ているんです。それが、私の憧れなんです』

男『確かに。あいつの価値観は変わっている。あんな艦娘に出会ったのは初めてだ』

大鳳『だから応援してますよ。貴方の事も』
以下略 AAS



334: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:01:23.95 ID:N7J8Cfyv0
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秋雲「え、で、何?朝から上司に競技用ユニフォームという中々フェチ度の高い服装の小柄な少女に汗を舐められた事を相談された私はどう反応を返したらいいわけ」

男「やめろ反復するな」
以下略 AAS



335: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:03:09.43 ID:N7J8Cfyv0
男「艦娘にとって匂いというのがどういう意味を持つのか気になってな」

秋雲「あぁ、そこか。確かに匂いって今までになかった観点よねえ」

男「ちなみにお前はどうなんだ?匂いとか」
以下略 AAS



336: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:03:44.94 ID:N7J8Cfyv0
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叢雲『アナタ、朝大鳳とジョギングしたそうね』

男『情報早いなおい』
以下略 AAS



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