327: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 03:55:58.34 ID:N7J8Cfyv0
ようやく隣に座った大鳳が流れる汗をじっと見つめてくる。
男『汗って珍しいか?』
大鳳『確かに私達は汗とかかきませんしね。でもそれよりも、同じなんだなって思ったんです』
男『同じ?何がだ』
大鳳『提督と』
そりゃ同じく人間だしな。どう意味だ?
あまり突っ込む話題でもないと思って話をそらす。
男『いつも一人でジョギングを?』
大鳳は動きたくてうずうずしているのか座ったまま足をブラブラとさせながら話す。
大鳳『毎日走っているのは私だけですね。決まった曜日に長良ちゃんとか朝霧ちゃん達。たまに川内さん達や駆逐艦が数人』
男『意外といるんだな』
大鳳『動く事で体を起こす、というのに丁度いいんだそうです。川内さんみたいに有り余る衝動を発散させに来る方もいますが』
男『何処の川内も同じか。島風なんかはどうだ?』
大鳳『あの子はどうして皆が全力疾走しないのか本気で納得いってないみたいで』
男『島風もブレないなぁ』
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