333: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:00:26.75 ID:N7J8Cfyv0
大鳳『人間の事を話す時の飛龍さんはいつもキラキラとした目で、まるで水平線の向こうを見るかのように私には見えないどこか遠くを見ているんです。それが、私の憧れなんです』
男『確かに。あいつの価値観は変わっている。あんな艦娘に出会ったのは初めてだ』
大鳳『だから応援してますよ。貴方の事も』
男『俺も?』
大鳳『提督とは違うけれど、貴方もまた変わった人間です。だから飛龍さんや緋色ちゃん、そして私達にとってこの出会いがいいものでありますように』スッ
男『え』
一瞬何が起きたか分からないほどスムーズにこちらに近づいてきた大鳳がそのまま背伸びをし、疲れて立ち尽くしていた俺の首筋に流れる汗をペロリと舐めた。
男『お!おま!?』
大鳳『あ、本当にしょっぱいんですね。でも海ほど濃くは無い』
男『』
大鳳『不思議ですね。私達からはそんなもの生まれないのに。それでは課長さん、また明日』
男『…オウ』
大鳳が駆けて行く。
男「風呂入ろ」
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