147: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/10/23(水) 02:24:07.78 ID:0ARiWsal0
――――――――――――
ここまで
謎の麻雀回。
なんか、こう、艦娘たちの日常をだらだらと書いていきたい。
148:名無しNIPPER[sage]
2019/10/23(水) 07:54:03.80 ID:DniX85fHO
こういうのも好きよ
乙乙
149:名無しNIPPER[sage]
2019/12/13(金) 00:01:21.83 ID:UUi0rN470
やっと追いついたー 次の更新はいつかな?
150: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:15:54.79 ID:5AFgp54J0
「だめだだめだ。大淀、ちっとは手加減しろよ、素寒貧だ」
「いいじゃないですか。たんまりもらってるんでしょう? 『上官殿』」
151: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:16:23.89 ID:5AFgp54J0
「余った分は呑みにでも使え」
「だめです」と、大淀。「賭け事での勝ち負けはきちんとしませんと。その上で、奢ってください」
152: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:16:51.89 ID:5AFgp54J0
「安心しろ、救難じゃあねぇ。事務仕事だ」
「急を要する事務仕事、ですか。プリントの提出期限が過ぎていましたか?」
153: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:17:23.27 ID:5AFgp54J0
そう言って二人は部屋を後にした。かつん、こつん、廊下に反響する二人分の足音。
「……」
154: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:18:14.92 ID:5AFgp54J0
年の差はかなり離れているが、それが大した障害になるようには見えない。なんなら「艦娘」というこの身のほうがよっぽどだろう。顔の好き嫌いは十人十色だから捨て置くとして、性格に関しては文句のつけようもない。
真っ直ぐな人は心地いいものだ。あの人はぶれずにこちらを想ってくれるし、こちらがぶれないことを知れば、尊重してくれもする。たった数週間、同じ船に乗っていただけの私でさえそうなのだ。グラーフ、彼女の心境やいかに。
「うふふぅ、いーいですよねぇ、あーゆーのぉ」
155: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:19:04.27 ID:5AFgp54J0
「来たばっかりのころ、わぁ、もう、ずーっと、こう、こうだったんですからぁ」
眉を吊り上げてみせる。寡黙なしかめっ面。
156: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:20:43.01 ID:5AFgp54J0
「?」
ついに空になったボトルの底を天へと向け、数滴、舌の上へと落とす。
157: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:21:52.17 ID:5AFgp54J0
「だいじょーぶ、ですよぅ」
「……人の心を読まないでくれる?」
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