魔物使い「汚らしい! ボクに触れるなっ!」竜の子「汚らしいのは、お前だっ!!」
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:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/27(土) 22:31:05.01 ID:jtQcW+hGO
「……そんなことは、今はどうでもいい」
「つまり、後先は考えていないと?」
「ボクはただ! この世界を壊したいだけだ!」
「はあ……付き合ってられませんねぇ」
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/27(土) 22:34:08.50 ID:jtQcW+hGO
「ぐぇっ!? おぇっ!?」
「苦しいですか?」
静かに尋ねながら、何度も何度も腹部を殴る。
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/27(土) 22:34:47.81 ID:jtQcW+hGO
「フハッ!」
あまりのことに呆気に取られた一同の頭上で、何者かが高らかに愉悦を漏らして、哄笑した。
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/27(土) 22:37:02.61 ID:jtQcW+hGO
「仲睦まじいようで、良かったですねぇ」
「それはまあ……良いんだけど、連絡もしてないのに、どうしてこの場所がわかったのかな?」
「……若の危機を、察知して?」
「いえ、恐らくはあの姫君の根回しでしょう」
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/27(土) 22:40:04.90 ID:jtQcW+hGO
「ですが、若様……あれをご覧くださいませ」
「えっ?」
生贄娘が指を差した方向を見ると、そこには。
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/27(土) 22:42:54.84 ID:jtQcW+hGO
「……僕も、手伝うよ」
「……私も、手伝う」
その歪であっても決して見捨てられぬ愛を目の当たりにして、竜の子と魔女は揃って手伝う。
嫌という程、孤独を味わってきた2人には、見て見ぬ振りや傍観など出来なかった。故に掘る。
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/27(土) 22:45:06.20 ID:jtQcW+hGO
「な、なんだ……ボクは、いったい……?」
「お姉ちゃん! 良かった……良かったよぉ!」
「なんで、お前……どうして、お前が……?」
「お姉ちゃんのことを、助け、たくて……!」
「汚らしい! ボクに触れるなっ!」
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/27(土) 22:48:05.75 ID:jtQcW+hGO
「……ボクは、間違って、いたのか……?」
竜の子の咆哮で魔物使いは正気を取り戻した。
「ああ、そうだ。お前は間違っていた」
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/27(土) 22:49:38.08 ID:jtQcW+hGO
「これにて、一件落着ですね」
「……流石は若。見事な名裁き」
「ううっ……からかわないでよぅ」
わだかまりは残りつつも、それでもほんの少しだけ前向きになれた姉妹達を、山頂に残して。
以下略
AAS
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/27(土) 22:50:10.26 ID:jtQcW+hGO
これにて、ひとまず【魔物使いシリーズ】は完結となりましたので、まとめてHTML化依頼の方を出してきますね
最後までお読み頂きありがとうございました!
22
:
名無しNIPPER
[sage]
2019/07/27(土) 23:29:51.59 ID:PBW2vq5t0
ローカルルール守れないなら二度と書くんじゃねぇよ
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