81: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:51:16.02 ID:8naFKaaW0
「……ふふ」
楽しい。
82: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:53:11.78 ID:8naFKaaW0
「いやあ、良い試合だった!」
私が言うと、西住は笑った。
83: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:54:44.67 ID:8naFKaaW0
「カルパッチョ、いま何時だ?」
「11時50分ですね。もうすぐ日が変わります」
84: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:56:35.40 ID:8naFKaaW0
――――。
――――。
――――。
85: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:59:31.11 ID:8naFKaaW0
「そりゃあ12時を跨げば日付が変わるのは当然だろう?」
「違います。ドゥーチェ、もしかして寝ぼけてます?」
「私たちは、ずっと日付が変わるのと同時に巻き戻っていたじゃないですか」
86: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 13:00:37.50 ID:8naFKaaW0
なるほど、つまりこれは。
「――ループしていないということか?」
87: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 13:01:45.79 ID:8naFKaaW0
周りを見渡せば、私たち以外のみんなは一人残らずぐーすか寝息を立てていた。
何人かは腹を出して眠っていたので、そっとブランケットを掛けてやる。
「ドゥーチェ、どうします?」
88: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 13:06:28.56 ID:8naFKaaW0
朝になると、「撤収っ!」の一言で素早く帰り支度を済ませ、みんなで学園艦へと帰った。
アンツィオの生徒たちは負けた我々を笑顔で迎え入れてくれた。
その日だけは、授業そっちのけで、再び宴会。
89: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 13:07:46.96 ID:8naFKaaW0
――そう、冬だ。
今年は冬季無限軌道杯がある。
夏の大会の負けは冬に取り返せば良い。
90: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 13:10:37.19 ID:8naFKaaW0
そして8月の第一週、忘れかけていた頃に大会の準決勝が始まった。
大洗女子学園の対戦相手はプラウダ高校。昨年の優勝校だ。
91: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 13:12:06.47 ID:8naFKaaW0
大洗は初めプラウダの車輌を三輌も撃破し、かなりの善戦を見せた。
が、プラウダとの圧倒的な戦力差を覆すことは叶わず、結局、決勝へと駒を進めたのはプラウダ高校となった。
足りない戦力差を知恵や連携で乗り切ろうと奮闘する大洗の姿はアンツィオのそれと重なる。
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