白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】
1- 20
20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:41:59.16 ID:2rdIn1Hc0

 針は十時五十分を指していました。
 確かに、正体不明の不安は関係なく、そろそろ舞台裏に向かうべき時間です。

ほたる「はい。……行きます」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:42:27.80 ID:2rdIn1Hc0

 ――――ドンッ!!!
 地面をどよもす音が響いたかと思うと、建物が揺れ始めました。

ほたる「……!」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:43:00.73 ID:2rdIn1Hc0

ほたる「に……逃げましょう……!」

 私は急いでプロデューサーさんの手を握りました。すると、

以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:43:33.49 ID:2rdIn1Hc0

 しかし――

ほたる「はぁ、はぁ、はぁっ……」

以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:44:00.95 ID:2rdIn1Hc0

 私の喉が叫び声を上げたその時でした。
 私は、私の服の中から光が溢れ出しているのに気付きました。

 恐る恐る襟を引っ張り、中を覗いてみます。
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:44:28.83 ID:2rdIn1Hc0

ほたる「はぁっ、はぁっ、はぁっ…………」

 今度は覚えている。震える手を見詰めます。
 建物の揺れ、けたたましいサイレン、怪獣の襲来、発熱した手、プロデューサーさんの死――
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:44:56.24 ID:2rdIn1Hc0

ほたる「……うぅぅぅ〜〜〜〜〜〜っ!!!」

 頭を抱え、ぐしゃぐしゃに髪を搔き乱します。
 どうして、どうして、どうして。どうしてこんなことが起きているのか。
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:45:23.99 ID:2rdIn1Hc0

ほたる(このまま、家でじっとしていたら……?)

 少なくとも、私があの場に居合わせることはなくなる。
 でも私だけ助かったところで、多くの人が不幸になることに変わりはありません。
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:45:52.25 ID:2rdIn1Hc0

P『ほたる!?』

ほたる「……ごめんなさい、プロデューサーさん」

以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:46:20.44 ID:2rdIn1Hc0

ほたる(……ごめんなさい……)

 自分の知っている人だけ助けようなんて、最低の発想です。
 人を幸せにするアイドルになりたいはずだったのに、こんなの矛盾しています。
以下略 AAS



81Res/76.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice