白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:40:44.50 ID:2rdIn1Hc0

 さっとシャワーを浴びたのち、洗面所で歯を磨きます。
 くるくると回りながら排水溝に吸い込まれていく流水を見ながら、私はふと首を傾げました。

 昨夜のうちに買っておいたおにぎりを食べることにします。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:41:14.39 ID:2rdIn1Hc0

 いや、それよりも――
 さっきも感じた違和感。それはデジャヴに近いものでした。
 頭の中の切れ端に引っ掛かり、しかしその正体が分からないから、胸の奥にもどかしさが募ります。

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:41:59.16 ID:2rdIn1Hc0

 針は十時五十分を指していました。
 確かに、正体不明の不安は関係なく、そろそろ舞台裏に向かうべき時間です。

ほたる「はい。……行きます」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:42:27.80 ID:2rdIn1Hc0

 ――――ドンッ!!!
 地面をどよもす音が響いたかと思うと、建物が揺れ始めました。

ほたる「……!」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:43:00.73 ID:2rdIn1Hc0

ほたる「に……逃げましょう……!」

 私は急いでプロデューサーさんの手を握りました。すると、

以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:43:33.49 ID:2rdIn1Hc0

 しかし――

ほたる「はぁ、はぁ、はぁっ……」

以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:44:00.95 ID:2rdIn1Hc0

 私の喉が叫び声を上げたその時でした。
 私は、私の服の中から光が溢れ出しているのに気付きました。

 恐る恐る襟を引っ張り、中を覗いてみます。
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:44:28.83 ID:2rdIn1Hc0

ほたる「はぁっ、はぁっ、はぁっ…………」

 今度は覚えている。震える手を見詰めます。
 建物の揺れ、けたたましいサイレン、怪獣の襲来、発熱した手、プロデューサーさんの死――
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:44:56.24 ID:2rdIn1Hc0

ほたる「……うぅぅぅ〜〜〜〜〜〜っ!!!」

 頭を抱え、ぐしゃぐしゃに髪を搔き乱します。
 どうして、どうして、どうして。どうしてこんなことが起きているのか。
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:45:23.99 ID:2rdIn1Hc0

ほたる(このまま、家でじっとしていたら……?)

 少なくとも、私があの場に居合わせることはなくなる。
 でも私だけ助かったところで、多くの人が不幸になることに変わりはありません。
以下略 AAS



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