ほむら「エヴァンゲリオンVS魔法少女 最後の戦い」
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54
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◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:36:19.32 ID:urkHNFqn0
キュゥべえ「なにか思うところでもあるの?」
ほむら「いえ、ね。これが東京だと思うと不思議な気分になるわ」
以下略
AAS
55
:
◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:39:48.25 ID:urkHNFqn0
キュゥべえの言葉にほむらは肩をすくめてみせる。そして次の角を右に曲がった。
街の外周部へと続く道を歩きながら、隣を歩くキュゥべえに目を向ける。
先ほどまでとは違い、魔法を用いた“念話”で話しかけた。
以下略
AAS
56
:
◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:41:09.80 ID:urkHNFqn0
だけど、と言ったのはキュゥべえだ。
彼は小さな身体でほむらの隣を歩きながら、言葉を続ける。
《これで下手に動けなくなったね》
以下略
AAS
57
:
◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:42:05.11 ID:urkHNFqn0
発せられた言葉に対し、ほむらはかすかに眉をひそめた。
感じる視線は三つ。これに違いはない。
だが街中で本当に自分を尾行する気配がそれだけかと言われれば、確かに断言することはできない。
以下略
AAS
58
:
◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:43:01.52 ID:urkHNFqn0
得体の知れないものに尾行されているのなら撒けばいい。
だがそれがこの街全体を管理する相手となると話は別だ。
ほむらがここで尾行を撒けば、余計にマークされるだけである。
以下略
AAS
59
:
◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:46:36.08 ID:urkHNFqn0
ほむら「あの、誰ですか? なんですか?」
??「ん、ああ俺かい? 俺は加持リョウジ。この辺りは俺の仕事場の近くでね」
以下略
AAS
60
:
◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:48:13.59 ID:urkHNFqn0
加持「振られちゃったか。でもこの辺りはなにかと物騒だ、早めに帰った方がいいぞ? チンピラとかホームレスとかも多いしな」
ほむら「そうなんですか? まだ越してきたばかりで慣れていなくて」
以下略
AAS
61
:
◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:49:04.24 ID:urkHNFqn0
そう言って、ほむらは一度頭を下げた後で彼に背を向ける。
ごくごく自然に、普通に、平常心で。
そのまま元きた道を戻ればすべて終わる。
以下略
AAS
62
:
◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:50:52.59 ID:urkHNFqn0
高層マンションの一室にて。
ろくに家具も揃えられていない部屋に入ると、ほむらは大きく息を吐いた。
魔法を用いて簡単に部屋の様子を探ってみたが、監視カメラの類は確認できない。
以下略
AAS
63
:
◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:51:23.07 ID:urkHNFqn0
加持リョウジ。
その名前にほむらは心当たりがあった。
ほむら「……こうして会うのは、もう十三、四年ぶりかしら」
以下略
AAS
64
:
◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:53:36.02 ID:urkHNFqn0
十五年前。
セカンドインパクトが起きた世界は、まさに地獄と呼ぶに相応しい状況へと様変わりした。
家を失くした人、親を失くした子、故郷が海に沈んだ者、倒壊する建物に圧し潰された者。
以下略
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