ほむら「エヴァンゲリオンVS魔法少女 最後の戦い」
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63: ◆wulQI63fj2[saga]
2019/03/18(月) 20:51:23.07 ID:urkHNFqn0

加持リョウジ。
その名前にほむらは心当たりがあった。

ほむら「……こうして会うのは、もう十三、四年ぶりかしら」

キュゥべえ「懐かしいね。まだ小さかった彼が死にかけていたところを、君たちが助けてあげたのだろう?」

ほむら「ええ。やさぐれて、廃人になりかけていたところをね」

記憶に残る光景を思い出して、ほむらは苦笑を浮かべた。
遠い昔の話で、同時によくある話でもあった。
助けた人間が生きていたことへの驚きはある。生きていたことは素直に喜んでいいかもしれない。
しかしそれだけだ。

キュゥべえ「でも彼は覚えていなかったようだね」

ほむら「私は治療して、それから生きる術を教えただけよ。杏子はなにかと絡んでいたけれど」

キュゥべえ「そういえばそうか。でも……」

ほむら「なに?」

キュゥべえ「いや、考えてみると、意外とあっという間だったね」

ほむら「……本当ね。あの地獄のような日々をよく生き残れたものだわ」




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