【シャニマスSS】霧子「チョコレート、ツツジの花、フォークダンス」
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8
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◆/rHuADhITI
[sage saga]
2019/02/14(木) 23:52:59.17 ID:VN96ned20
P「よし、霧子は忘れ物ないか?」
霧子「は、はい……何度も確認したので、大丈夫です……」
P「了解。それじゃあ出発だ」
以下略
AAS
9
:
◆/rHuADhITI
[sage saga]
2019/02/14(木) 23:55:00.96 ID:VN96ned20
P「……はい。はい、分かりました」
プロデューサーさんが電話の対応をしていた。
P「ええ、了解です。打診してみます。いえいえ! いつもお世話になっております」
以下略
AAS
10
:
◆/rHuADhITI
[sage saga]
2019/02/14(木) 23:56:04.64 ID:VN96ned20
ほんの一瞬だけ、言う通りに断ってしまおうかと思った。
フォークダンスの授業が、とても気になってしまっていたから。
その理由は不明だと言うのに。
以下略
AAS
11
:
◆/rHuADhITI
[sage saga]
2019/02/14(木) 23:57:28.05 ID:VN96ned20
階段を上る。
今日は荷物が多い。
ダンスシューズが合計3組と、その他に恋鐘ちゃんに渡す届け物が2つ。
以下略
AAS
12
:
◆/rHuADhITI
[sage saga]
2019/02/14(木) 23:58:48.82 ID:VN96ned20
恋鐘「プロデューサー? 一緒に買いに行ったと?」
霧子「わたしもダンスシューズを新しくしたくて、プロデューサーさんに付いて来てもらったの……」
わたしの靴も使い潰して寿命が来ていた。
以下略
AAS
13
:
◆/rHuADhITI
[sage saga]
2019/02/15(金) 00:00:19.10 ID:zDo8rKZ40
霧子「恋鐘ちゃん。その……伝言、なんだけど……」
まだ時間があるのなら、最後の頼まれごとまで果たしてしまおう。
恋鐘「伝言? プロデューサーから?」
以下略
AAS
14
:
◆/rHuADhITI
[sage saga]
2019/02/15(金) 00:00:56.80 ID:zDo8rKZ40
恋鐘「そ、その……今朝のことなんやけどね」
霧子「うん……漁港の取材、だったっけ…」
恋鐘「そうたい」
以下略
AAS
15
:
◆/rHuADhITI
[sage saga]
2019/02/15(金) 00:01:46.09 ID:zDo8rKZ40
恋鐘「それから……『長崎もんのアイドルなら、長崎の歌を歌ってみろ!』って言われたばい」
霧子「プロデューサーさんは……?」
恋鐘「ちょうど外しとって、おらんかった」
以下略
AAS
16
:
◆/rHuADhITI
[sage saga]
2019/02/15(金) 00:03:07.46 ID:zDo8rKZ40
最初の所から、その光景たちを想像してみた。
初めて行った場所で、見知らぬ人に絡まれて、『歌ってみろ』と凄まれて。
それなのに逃げ出さないで、ちゃんと歌って見せて、誰かを感動までさせて。
以下略
AAS
17
:
◆/rHuADhITI
[sage saga]
2019/02/15(金) 00:04:06.99 ID:zDo8rKZ40
恋鐘「その成果を見せたい思うんは、ぜーんぜん悪いことじゃなかろ?」
以下略
AAS
18
:
◆/rHuADhITI
[sage saga]
2019/02/15(金) 00:04:59.05 ID:zDo8rKZ40
ガタンゴトンと音を立てて、目的の駅に電車が停まった。
事務所の最寄駅だ。
わたしはイヤホンを外し、スマホを鞄にしまって立ち上がる。
以下略
AAS
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