【シャニマスSS】霧子「チョコレート、ツツジの花、フォークダンス」
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10: ◆/rHuADhITI[sage saga]
2019/02/14(木) 23:56:04.64 ID:VN96ned20
ほんの一瞬だけ、言う通りに断ってしまおうかと思った。

フォークダンスの授業が、とても気になってしまっていたから。

その理由は不明だと言うのに。

霧子(……ううん。ダメ、だよね……)

直ぐに考え直す。

プロデューサーさんに悟られないように、素早く考えを改める。

わたしが断ったら、またプロデューサーさんがスケージューリングに頭を悩ませることになる。

それは嫌だな、と思う。

霧子「……大丈夫ですよ、プロデューサーさん」

P「霧子、いいのか?」

霧子「はい。お仕事があるのは、アイドルとして喜ぶべきこと……ですから」

P「……そうか」

嘘はついていない。

アンティーカのみんなと話していたこと。

『ちゃんとしたアイドルになれましたー!』という感じだ。

そこに間違いはない。

P「……」

霧子「プロデューサーさん?」

P「……いや、何でもない。それじゃあ着くまで、仕事の段取りの確認をしようか」

霧子「はい、お願いします……♪」

それに、プロデューサーとする仕事の話は、やっぱり楽しいのだ。



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