長富蓮実「ザ・ラストガール」
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37:名無しNIPPER[saga]
2018/12/14(金) 23:52:38.81 ID:wXX+fiS7o
 
「……ふふっ」
「あれ……私変なこと言いました……?」
「ふふふっ……いえ、ごめんなさい。少しだけおかしくって……ありがとうございます、おかげでリラックスできました」
「そうですか? ……なら、良かったです! えへへ」
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[saga]
2018/12/14(金) 23:54:05.91 ID:wXX+fiS7o
 
そして指定の時間を5分ほど過ぎた頃、ようやく案内係の人が部屋へ入ってきました。

「お待たせいたしました。ただいまよりオーディションを開始します……1番の方からどうぞ」

以下略 AAS



39:名無しNIPPER[saga]
2018/12/14(金) 23:55:12.01 ID:wXX+fiS7o
 
――――――

アイドル業界の“洗礼”を受け、私は無言でビルの玄関を後にします。

以下略 AAS



40:名無しNIPPER[saga]
2018/12/14(金) 23:56:50.40 ID:wXX+fiS7o
 
とりあえずのお疲れ様会として、二人で駅前のカフェに入りました。
こんなとき、のむんだったらコーヒーに限ります。
もちろん、お砂糖は多めですが。

以下略 AAS



41:名無しNIPPER[saga]
2018/12/14(金) 23:59:12.31 ID:wXX+fiS7o
 
――――――

「……あ、そろそろ……ごめんなさい。電車の時間なので、私は帰ります!」
「……あぁ、もう8時ですもんね」
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[saga]
2018/12/14(金) 23:59:42.64 ID:wXX+fiS7o
 
確かに、そんな事ができればどれほど数奇で素敵なことでしょう。

「……そうですね。そうなればとっても楽しいと思います……」
「ん? ちょっと待って……」
以下略 AAS



43:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 00:00:35.42 ID:UJ40b2tyo
 
――――――

その女の子とは、それっきり会っていません。
最後かも知れないと言っていた事務所に決まったのか、
以下略 AAS



44:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 00:01:37.75 ID:UJ40b2tyo
 
秋になり冬が近づく頃、いつものように「今回もだめだった」とお母さんに連絡を入れたとき、

「蓮実。いつでも帰ってきていいからね」

以下略 AAS



45:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 00:03:27.39 ID:UJ40b2tyo
 
――――――

「はぁ……憧れの季節は、もう終わり……。 吐息のネットも、悲しみ色……」

以下略 AAS



46:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 00:04:51.30 ID:UJ40b2tyo
 
「昔のアイドルソングばかり歌ったら『センスが古い』って言われてしまって。まるで。ローカル局のモノマネ大会みたいって……
 『別のは歌えないの?』ってリクエストされたんですけど、私どうしてもあの歌で審査して欲しくて……」
「どうして?」
「私にとって、昔のアイドルソングは大切なものなんです。アイドルのことを大好きな母が、ずっと子守歌代わりに歌ってくれたんです」
以下略 AAS



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