44:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 00:01:37.75 ID:UJ40b2tyo
秋になり冬が近づく頃、いつものように「今回もだめだった」とお母さんに連絡を入れたとき、
「蓮実。いつでも帰ってきていいからね」
と言ってもらえはしたものの、余計に悔しさが際立ちます。
まだ諦めたくない。チャンスはまだある。
そう言い聞かせながら、
何度も何度もオーディションに応募して、そのたびに否定されて。
でも、私の理想だけは絶対に曲げたくなくて。
30年前なら私は、世間に受け入れられてアイドルとして成功できたのでしょうか?
私のようなアイドルは、やはりのう必要とされていないのでしょうか?
憧れは憧れでしかないのでしょうか?
ついに春になり、16歳の誕生日を迎えてまもなく。
最後のチャンスと決めたオーディションも、同じような結果に終わりました。
そして、冒頭に戻ります。
60Res/60.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20