32: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:17:43.52 ID:OipDTOFK0
○
やがて、お姉さんが指を鳴らす。
33: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:18:16.02 ID:OipDTOFK0
○
そうして、洗髪をしてもらって、セットしてもらってすべての工程が終了する。
34: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:18:43.22 ID:OipDTOFK0
○
その後、レジで提示された金額はどう考えても安過ぎて、そこでもまた一悶着あった。
35: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:19:14.56 ID:OipDTOFK0
○
オレンジに染まりきった空を、ゆっくりゆっくりと紫が侵食していく。
36: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:19:40.86 ID:OipDTOFK0
○
メールで指定されていた集合場所に、私は三十分以上のフライングで到着した。
37: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:20:06.95 ID:OipDTOFK0
○
「え、何か悪いことした?」
38: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:20:32.91 ID:OipDTOFK0
○
「それじゃあ、行こうか」
39: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:20:59.73 ID:OipDTOFK0
○
連れてこられたのは、ちょっと小洒落た居酒屋さんといった風貌のお店だった。
40: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:21:25.46 ID:OipDTOFK0
○
間もなく、片手にビールジョッキを二つ、もう一方で簡単な料理が乗ったお皿を持った店員さんが戻ってきた。
41: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:21:52.28 ID:OipDTOFK0
○
運ばれてくる料理が一段落するまでに、彼が四度、私が三度のドリンクの追加をしたことで、お互い気持ちよく酔いが回りはじめていた。
42: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:22:28.00 ID:OipDTOFK0
○
既に空になったグラスをくるくると回すと、中の氷がからからと音を立てる。
54Res/42.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20