22:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:27:19.32 ID:TUAcnqRm0
ちがう!ちがう!ちがう!私はお爺ちゃんを殺してなんていない!?
ただ…懲らしめようと…いなくなってほしいと思っただけなの…
23:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:27:46.85 ID:TUAcnqRm0
「アンタの名前だけどお爺ちゃんが名付けたのは知っているよね。」
24:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:30:40.59 ID:TUAcnqRm0
「もう30年以上前の話よ。私もアンタと同じ受験生だった。」
25:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:33:46.84 ID:TUAcnqRm0
「そんな私を見かねてお父さんはある行動に出た。」
26:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:35:12.51 ID:TUAcnqRm0
「私はアンタのことを警察に通報したりしない。これ以上の厄介事は嫌だよ。」
27:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:35:53.61 ID:TUAcnqRm0
それから数十年の時が流れた。
28:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:36:32.61 ID:TUAcnqRm0
「チッ…」
29:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:37:26.38 ID:TUAcnqRm0
こうして息子一家の元で住み始めたけど
この家の人間は仕事や学校に出ていて殆ど不在の状況だ。
暇を持て余した私はそんな暇潰しに廊下を歩き回ってみた。
30:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:38:08.34 ID:TUAcnqRm0
季節は流れて肌寒い十二月が到来した。
この頃になると私は部屋に閉じこもり寝たきりな生活を送りがちだ。
31:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:39:53.71 ID:TUAcnqRm0
「なあ……おれ……受験……だから……お参り……」
32:名無しNIPPER[saga]
2018/07/11(水) 22:40:44.17 ID:TUAcnqRm0
「――――このっ!」
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