4: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:29:03.41 ID:3p6XmkjM0
雫「プロデューサーさんも大変なんですねー……」
P「まぁ、雫はもう少しわがままを言ってもいいと思うけど」
雫はその穏やかな性格もあってか、無理なお願いをすることも少ない。
5: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:30:48.56 ID:3p6XmkjM0
P「まぁ、まだ時間はあるからもう少し散歩でもしようか」
雫に代わりの提案をする。幸い彼女を女子寮に送るまで時間は残っている。
何故なら、用意したプレゼントをまだ雫に渡せていないのだから。
6: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:31:24.76 ID:3p6XmkjM0
―3分後―
ザアァァァァァァァ!!!
P「こんなに降るなんて聞いてない!」
7: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:32:03.60 ID:3p6XmkjM0
―Pの家―
P「はぁ……はぁ……何とか家に辿り着いた……」
雫「でも、全部びしょびしょになっちゃいましたねー……」
8: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:34:03.58 ID:3p6XmkjM0
雫「ふぅー……あがりましたー」
P「Tシャツとジャージしかなかったけど大丈夫か?」
雫「ちょっと胸のあたりがキツいですけど大丈夫ですよー」
9: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:34:53.40 ID:3p6XmkjM0
P「ふぅ……体が暖まった……」
雫「おかえりなさいプロデューサーさん、ホットミルクを作りましたのでどうぞー」
P「ありがとな。あれ、このマグカップって……」
10: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:35:32.64 ID:3p6XmkjM0
P「なるほど……」
雫の作ってくれたホットミルクに暖まりながら窓の外を見る。
家に着いた時よりも雨はさらに激しくなっており、窓ガラスに打ち付けられた雨音が家の中にも届いていた。
11: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:36:40.39 ID:3p6XmkjM0
雫「そういえば、机の上のこれなんですけどー……」
夫婦発言から少し経った後、話を変えようとした雫が指差したのはボロボロになってしまったプレゼントの箱だった。
P「しまった、出しっぱなしにしてしまったか」
12: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:37:12.83 ID:3p6XmkjM0
雫「えへへー♪」
そんなに気にいったのか雫は胸元のネックレスを見ながらにこやかに微笑んでいる。
外は相変わらず、大雨模様だった。
13: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:37:47.75 ID:3p6XmkjM0
雫「そうですかー……じゃあ今から言うことも当ててみてくださいねー」
P「ああ、任せてみな」
雫「それじゃあいきますよー。私はプロデューサーさんのことが『――――』ですー! えへへ、言っちゃいましたー///」
14: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:38:15.90 ID:3p6XmkjM0
―女子寮―
裕子「雫ちゃん誕生日おめでとうございます!」
雫「皆さんありがとうございますー」
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