6: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:31:24.76 ID:3p6XmkjM0
―3分後―
ザアァァァァァァァ!!!
P「こんなに降るなんて聞いてない!」
雫「プロデューサーさん! 傘に!」
P「いや、それだと雫が……」
小雨だと思っていた雨はいつのまにか豪雨になっていた。
雫が俺に向けて傘を差し出すそうとするが……
ヒュゴォォッッ!!
雫「きゃあ!」
突然の強風に耐えられなかったのか、ひっくり返った勢いで傘は彼方遠くに飛び去ってしまった。
P「雫大丈夫か!」
雫「私は大丈夫ですけど……傘が……」
P「綺麗に吹っ飛んでいったな……仕方ない! ちょっと走るぞ!」
降りしきる雨の中、雫の手を引いて走る。
雨のせいで視界は良いとは言えないが、この状況から脱出しまいとただひたすらに走った。
雫「プロ……さぁん……!」
P「雫……? くっ……雨音が強くて聞こえない……」
途中、雫が俺に向かって何か言っていたがその言葉は雨によってかき消されてしまった
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