12: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:37:12.83 ID:3p6XmkjM0
雫「えへへー♪」
そんなに気にいったのか雫は胸元のネックレスを見ながらにこやかに微笑んでいる。
外は相変わらず、大雨模様だった。
P「さっきニュース見たけど、夜までには止むってさ」
雫「それは良かったですー。あ、そうだ! 大雨の時だからできることがあるんですけど、やってみてもいいですかー?」
P「大雨の時だからできること? 別にいいけど」
雫「はいー、こうやって雨の音が大きいと……『――――――』という感じでですねー」
途中、雫の声が雨音でかき消されてしまい聞き取ることができなかった。
……ただ、口の動きから何を言ったか想像することは出来るのだが。
P「……今何て言った?」
雫「それは秘密ですー。でも雨の音が強いとこうやって声を隠すことができるんですよー」
P「そうか……でも口の動きは見えるから何ていったかまる分かりだけど。今は『ぎゅうにゅう』って言っただろ」
雫「正解ですー! 凄いですねプロデューサーさん」
P「俺は雫のプロデューサーだぞ、それぐらいは分かるよ」
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