及川雫「雨が隠してくれるから」
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11: ◆twOYNJxMJs[saga]
2018/06/03(日) 14:36:40.39 ID:3p6XmkjM0
雫「そういえば、机の上のこれなんですけどー……」

夫婦発言から少し経った後、話を変えようとした雫が指差したのはボロボロになってしまったプレゼントの箱だった。

P「しまった、出しっぱなしにしてしまったか」

雫「もしかしてー……!」

P「本当は綺麗な状態で渡したかったけど……雫、改めて誕生日おめでとう」

ボロボロになった箱の中からプレゼントを取り出す。
幸い、中の物までは濡れていなかった。

雫「わぁ……ネックレスですー! 雫型の石がキラキラ光ってますねー」

P「喜んでもらえたなら何よりだよ」

雫「プロデューサーさん、つけてもらえますかー?」

P「ああ、もちろん」

雫の首元にネックレスをかけてあげる。
一瞬手が雫の髪に触れたが、完全に乾ききっていなかったのかまだ少し湿っていた。

雫「ふふふー♪ とーっても嬉しいですー!」

首元を見つめながらふにゃっと笑う雫、その姿を見れただけで嬉しい気分になった。



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