228:今日はここまでです ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/22(水) 21:56:02.26 ID:n2QIU6Th0
ビールを飲めると聞くと、どうにも浮足立ってしまったのか俺たちは足早に応接室へと戻った。炎魔将軍に促され俺はソファに腰を下ろす、だがマスターはそれを固辞し、窓際で倉庫で働く男たちへ熱いまなざしを向けていた。
229:名無しNIPPER[sage]
2019/05/22(水) 22:07:48.51 ID:jFHF2Qqxo
麦芽が甘いからさ!
おつおつ
230:名無しNIPPER[sage]
2019/05/23(木) 22:21:28.61 ID:ZEWDd6aDO
乙
甘いくせに苦いモノ飲みたいってんだから人はわからんものだわね
231: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/23(木) 22:26:48.97 ID:PetabUOy0
「しかし、妙ですね」
232: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/23(木) 22:27:15.54 ID:PetabUOy0
「具体的には、どうなってきているのですか?」
233:今日はここまでです ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/23(木) 22:27:41.95 ID:PetabUOy0
「こういうのって、ジョッキに注いで持ってくるもんじゃないのか……?」
234:名無しNIPPER
2019/05/23(木) 22:56:32.78 ID:1KR36vJWo
いいなこういう雰囲気!
おつおつ
235:名無しNIPPER[sage]
2019/05/25(土) 02:33:35.39 ID:VOOSCTBDO
乙
久しぶりにビール飲みたくなってきた
236: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/25(土) 17:30:29.46 ID:qW+Kebhi0
んぐんぐんぐ。
まるで乾いた砂地に染みこむかのように、俺の身体はビールを受け入れていく。気が付けば、ジョッキは空になっていた。俺は、当然の権利を行使するがごとく樽から二杯目のビールをすくいあげた。
237: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/25(土) 17:30:56.22 ID:qW+Kebhi0
……誰かと酒を酌み交わすのは久しぶりのことだ。認めたくないことではあるが、たとえその相手が忌々しい炎魔将軍だとしても一人で飲むより何倍も愉快だった。千鳥足テレポートの成功率が、複数人だと上がるという話は実のところそこに理由があるのかもしれない。
238: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/25(土) 17:31:22.70 ID:qW+Kebhi0
「少なくとも、現魔王様の支配下にある魔物たちは魔王軍壊滅以降そんなことはしていない。一部、魔王様の手を離れた魔物についてはあずかり知らぬがな。どうする……それでもお前は、魔王様を手にかけるのか?」
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