阿良々木「忍野が怪談を解決して行く?」
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65:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 04:31:48.97 ID:pV04h44/0
問題は、鍵が変えられており、その事を長男である僕は今初めて知ったという事だ。

忍野「かかっ。お前様、もう家族として数えられておらんのではないか?」

阿良々木「いや、いや!冗談なのは解るけど!このタイミングでそんな事を言われると泣きそうだからやめて!」
以下略 AAS



66:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 04:32:59.28 ID:pV04h44/0
火憐「あと兄ちゃんの部屋ら辺で床に彫刻刀ぶっ刺したり、下駄履いて大暴れしたらしい」

阿良々木「本当に何やってんだアイツ!」

火憐「その上千石ちゃんに罪をなすりつけようと嘘まで吐くから、取り敢えず殴っといた」
以下略 AAS



67:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 04:34:08.91 ID:pV04h44/0
火憐「それで、月火ちゃんの事なんだけどさ……」

阿良々木「いや、待って待って。今の流れでシリアスに行かれても頭が追いつかないぞ!」

火憐「は?いいから聞けよ。頭に彫刻刀ぶっ刺すぞ」
以下略 AAS



68:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 04:35:29.03 ID:pV04h44/0
阿良々木「いやいや、いくら妹のおっぱいとは言え昏睡している時に触るほど僕も無粋じゃない。意識がなければ反応が楽しめないじゃないか」

火憐「誰がおっぱいを触れなんて言ったんだよ…。普通におデコで熱を測るみたいにしてみろって意味だっつーの」

妹に下ネタを振った挙句冷静に突っ込まれてしまった。
以下略 AAS



69:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 04:36:27.27 ID:pV04h44/0
火憐「熱が無さすぎるんだよ。体温計で測ったら、20度だった」

でも心臓は動いてるし呼吸もしているんだよ、と困った様な表情で言う。

阿良々木「何があったか、知ってる事を教えてくれないか」
以下略 AAS



70:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 04:37:33.76 ID:pV04h44/0
阿良々木「忍、これはお前なら何とか出来そうか?」

忍は、にゅっ、と影から姿を現わすと、月火の様子を細かに見ていく。

忍野「これは不味いぞ、お前様よ。いや、状況の悪さと味をかけた訳では無いのだが、皮肉にもどちらも当てはまろう」
以下略 AAS



71:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 04:38:41.80 ID:pV04h44/0
阿良々木「そんなレベルの怪異が、まだこの街に居たのか!?」

忍野「個人の呪いがここまで厄災クラスのものになろうとは、専門家どもも思わんじゃろうて。この件でか奴らを責めるのは酷というもの」

阿良々木「…どうすれば、月火ちゃんは助かるんだ?前みたいに、僕に移したりとかは…」
以下略 AAS



72:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 04:39:40.97 ID:pV04h44/0
忍野「言っておくがお前様よ、儂はお前様の為になら如何なる力も貸すつおりではおるが、妹御の為に死のうなどと考えておる様なら、儂は全力で邪魔翌立てをするぞ」

阿良々木「可愛い妹のためだ、命くらい投げ出したって惜しくはないさ」

けれど。
以下略 AAS



73:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 04:40:31.74 ID:pV04h44/0
結局余り締まらないまま、僕は阿良々木家を後にした。
扉の外で待機していた火憐にだけは「後は兄ちゃんに任せろ、前もそうだっただろ?」とちょっとだけ格好つけて出てきたが。

阿良々木「ここが、その呪いの家…?見た所普通だけどな」

以下略 AAS



74:名無しNIPPER
2018/04/05(木) 04:41:34.05 ID:pV04h44/0
阿良々木「大丈夫か!」

返事はしない、が意識はあるようで、ぼんやりとした視線で僕を見ていた。
よく見ると、全身痣だらけだ。明らかに転んでできる様なモノじゃない。
彼は虚ろな視線で僕を捉えたまま、何か口にしようと藻搔いていたが、パクパクと口が動くだけで一向に声にならない。
以下略 AAS



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