91:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 20:49:13.73 ID:nKI6vhSl0
少しずつ、私は前に進んでいる。
興味がなかったダンスも、必死に練習するようになった。
92:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 20:49:55.48 ID:nKI6vhSl0
「私もいるよ?」
93:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 20:50:30.40 ID:nKI6vhSl0
仕方ないから、今度は私が手を重ねる。
94:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 20:51:15.06 ID:nKI6vhSl0
彼女は私の言動一つで、色とりどりな喜怒哀楽を見せる。
95:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 20:52:26.69 ID:nKI6vhSl0
何故、私の手を引っ張るのか聞いた。
96:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 20:52:53.01 ID:nKI6vhSl0
1マス進む。
97:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 20:57:13.87 ID:nKI6vhSl0
「それで、なんでしょうか?」
「ああ。実は千早に、メジャーデビューの話が来てる」
98:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:00:11.58 ID:nKI6vhSl0
「でも……私が、ですか?」
「そうだ、作曲者の方からのご指名でな。千早も名前はご存じだろう?」
99:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:00:51.93 ID:nKI6vhSl0
「プロデューサー、私にはとても……」
「ああ。プレッシャーがかかるのは分かる。だから、無理にとは言わない」
100:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:02:14.90 ID:nKI6vhSl0
嬉しかった。
けれど、怖かった。
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