452:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 18:05:33.50 ID:H5ZWumHa0
書いては、捨て。
書いては、捨て。
453:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 18:06:26.95 ID:H5ZWumHa0
嬉しかったこと。
怒ったこと。
454:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 18:07:48.64 ID:H5ZWumHa0
あの日閉ざした扉に、もう錠前はかかっていなかった。
けれども、この扉はまだ、私の部屋から出て行くだけ。
455:名無しNIPPER[sage]
2018/04/25(水) 20:43:50.32 ID:a1sjFRziO
待ってた応援してます
456:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 04:47:32.38 ID:ok1qr9s30
「何をうだうだ悩んでるのよ」
事務所で、ルーズリーフに文字を書き殴っていた背後から。
457:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 04:48:33.79 ID:ok1qr9s30
「さすが我那覇さん、いいこと言うわ」
「伊織は自分勝手だからなー」
458:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 04:49:26.34 ID:ok1qr9s30
「そこ、こういう言い回しもいいんじゃない?」
我那覇さんが私のペンを手に取って、紙の端にすらすらと記す。
459:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 04:50:14.84 ID:ok1qr9s30
自分の歌として、春香へのメッセージとして。
自分の力だけで書き切らなければならないと、少なからず考えている自分がいた。
460:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 04:52:03.07 ID:ok1qr9s30
伊織と二人で、これまで書いた詞を読んでいると。
「千早を手伝いたいってだけじゃなくてさ」
461:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 04:53:09.94 ID:ok1qr9s30
静かに我那覇さんを抱き締める。
その身体は肩と同じように、小刻みに震えていた。
640Res/352.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20