千早「賽は、投げられた」
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297:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:24:50.09 ID:UnTjGLwD0

そしてとうとう、あの日が訪れた。


合唱コンクール当日の日記。
以下略 AAS



298:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:25:55.39 ID:UnTjGLwD0

春香は前へ進み続けた。

病と闘いつつ、努力を重ねる日々。

以下略 AAS



299:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:26:24.75 ID:UnTjGLwD0

『あの子の名前を、お兄さんが教えてくれました』


その日記の部分だけ、大きな字で書かれていた。
以下略 AAS



300:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:27:14.05 ID:UnTjGLwD0

それからしばらく読み進め、時が高校へと移り、しばらくした頃。


「……そう、この頃、だったのね」
以下略 AAS



301:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:27:54.73 ID:UnTjGLwD0

夢の中で、如月千早と仲良くなれたこと。

765プロには楽しい人達が沢山いること。

以下略 AAS



302:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:30:12.39 ID:UnTjGLwD0

少しずつ結果を出していく私達。

それを喜ぶ日記が書かれる一方で、読み進める私の中で、小さな違和感が生まれた。

以下略 AAS



303:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:31:03.58 ID:UnTjGLwD0

あるページに、少し震え気味で、心もとない文字があった。


『私、もう無理だそうです』
以下略 AAS



304:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:31:31.90 ID:UnTjGLwD0



『どうして』

以下略 AAS



305:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:32:15.83 ID:UnTjGLwD0

捲ったページはくしゃくしゃになっていた。

何度も何度も書きなぐり、その度に消しゴムで消し。

以下略 AAS



306:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:32:43.39 ID:UnTjGLwD0

私は、何もできなかった。

春香は、こんなに苦しんでいた。

以下略 AAS



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