300:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:27:14.05 ID:UnTjGLwD0
それからしばらく読み進め、時が高校へと移り、しばらくした頃。
「……そう、この頃、だったのね」
書かれた文字を、人差し指でなぞる。
とても懐かしい。
まるで、長く会っていない友人に久しぶりに再会した時のような、そんな気分。
『昨日の夢に、千早ちゃんが出てきました』
その日もまた、大きな分岐点。
私が、春香と初めて出会った日。
今となっては懐かしい、始まりの日。
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