千早「賽は、投げられた」
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303:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 21:31:03.58 ID:UnTjGLwD0

あるページに、少し震え気味で、心もとない文字があった。


『私、もう無理だそうです』


一緒に書かれていたのは、担当医からの辛い宣告。


『私は遠くない内に身体を動かせなくなり、二度と目を覚まさなくなるそうです』


何とか耐えて、霞のような夢を追い続けていた春香。

その身体に、とうとう限界が来ようとしていた。


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