246:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 22:42:03.44 ID:Uj/nf4tu0
今日は曇り。
247:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 22:42:35.82 ID:Uj/nf4tu0
昨日も。
248:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 22:43:19.78 ID:Uj/nf4tu0
私の生活は春香を中心に動いていた。
いや、春香だけを軸に動いていた。
249:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 22:43:54.54 ID:Uj/nf4tu0
ないはず、なのだけれど。
250:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:25:23.22 ID:m2Fax+Wi0
その日も、私は春香の病室へ向かっていた。
病院への道すがら、唐突に声をかけられる。
251:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:25:57.46 ID:m2Fax+Wi0
「亜美ちゃん、ちょっと早いわよ……って、千早ちゃん?」
軽装の三浦さんが駆け寄ってくる。
252:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:26:28.17 ID:m2Fax+Wi0
「ち、千早、ちゃ……」
「急いでいるんです。失礼します」
253:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:26:55.18 ID:m2Fax+Wi0
「春香。遅くなってごめんなさい」
花瓶の水を換えながら謝った。
254:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:27:38.16 ID:m2Fax+Wi0
もう陽が落ちる。
帰らないと。
255:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:28:10.40 ID:m2Fax+Wi0
隣に立つ萩原さんは、無表情でこちらを見ている。
拳を握りしめ、菊地さんが一歩ずつ近づいてくる。
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