千早「賽は、投げられた」
1- 20
250:名無しNIPPER[saga]
2018/04/06(金) 11:25:23.22 ID:m2Fax+Wi0

その日も、私は春香の病室へ向かっていた。

病院への道すがら、唐突に声をかけられる。


「……千早お姉ちゃん?」

「っ千早お姉ちゃん! 千早お姉ちゃんだ!」


その声には聞き覚えがあった。

双子の双海さん。

駆け寄ってきたのは、髪が短い妹の方。


「千早お姉ちゃん! 電話もメールも返事がないから、心配してたんだよ!?」

「部屋に行っても、いつも反応がないし……」


そういえば、携帯電話の電池は切れていたんだった。

病院へ向かう足はそのままに、ふと思い出す。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
640Res/352.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice