伊織「『百年たってもやよいおり』? ……何よこれ」
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18:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:47:14.03 ID:JKum/CnfO

「……うーん、なかなか息が合わないな。とりあえず今日はもう遅いし、続きは明日にしようか」

全身は汗だくで、筋肉が固まってしまったように手足が動かない。

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:49:03.31 ID:JKum/CnfO

やよいは汗を輝かせながら嬉しそうに笑っている。

私は喋ることすらままならないというのに。

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:50:30.48 ID:JKum/CnfO

「…………よし、今日はここまでだ。二人ともお疲れ様。着替えたら家まで送って行くよ」

「はぁ、はぁ……ありがとうございます! プロデューサー!」

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:53:02.02 ID:JKum/CnfO

「……なかなかやるじゃない、あんた」

「えっ、そうなんですか?」 

以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:56:19.94 ID:JKum/CnfO

伊織がやよいのことをパートナーとして認識してからは、それまでとは違い、着実にトップアイドルへの階段を登っていった。

伊織とやよい、正反対の二人のデュオは、小さいながらもいくつもの成功を重ねていく。

以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:58:41.93 ID:JKum/CnfO

伊織は不思議な感覚を覚えていた。

まるでやよいは自分を待っていてくれたような、やよいが隣にいてくれることでようやくアイドルとしての自分が始まったような。

以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 23:01:16.75 ID:JKum/CnfO

そして時は過ぎ……。

アイドルなら誰もが憧れる伝説の舞台、武道館。

以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 23:03:27.24 ID:JKum/CnfO

「伊織ぃ……やよいぃ……今日までよぐがんばっだなぁ……!」

「バカ、いい大人が泣いてんじゃないわよっ……!」

以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 23:05:18.82 ID:JKum/CnfO

山の頂上まで到達すれば、あとは下りるだけだ。

山を下りたら次に登るべき山が待っている。

以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 23:07:17.89 ID:JKum/CnfO

三人が別れを惜しむ時間は、飛行機搭乗を促すアナウンスの抑揚のない声で終わりを告げる。

数分が数秒に思えるほど時間が短く感じられた。

以下略 AAS



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