伊織「『百年たってもやよいおり』? ……何よこれ」
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27:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 23:07:17.89 ID:JKum/CnfO

三人が別れを惜しむ時間は、飛行機搭乗を促すアナウンスの抑揚のない声で終わりを告げる。

数分が数秒に思えるほど時間が短く感じられた。

「……そろそろ、搭乗時間みたいだな」

「それじゃ、もう行くわね」

そこからはもう、振り返らないように、泣かないように。

……そう、決めていたけれど。




「……伊織ちゃん! わたし、伊織ちゃんのこと、大好きだから! ずっとずっと、大好きだから!!」



バカね。

そんなの分かりきってることじゃない。

それに、私の方が何倍もやよいのこと……。




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