伊織「『百年たってもやよいおり』? ……何よこれ」
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22:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:56:19.94 ID:JKum/CnfO

伊織がやよいのことをパートナーとして認識してからは、それまでとは違い、着実にトップアイドルへの階段を登っていった。

伊織とやよい、正反対の二人のデュオは、小さいながらもいくつもの成功を重ねていく。

そんなある日、伊織は事務所のプロデューサーのデスクで妙なものを見つける。

彼のPCに開かれているのは、とある掲示板の1ページのようだった。


「『百年たってもやよいおり』? ……何よこれ」

「これはまあ……伊織とやよいに対する、ファンの愛を言葉にしたものってところかな?」

「バカじゃないの? 百年なんて簡単に生きられるわけないじゃない」

「いや、喩えの話だろ。お前たちの友情は百年経っても色褪せないっていう」

「だいじょーぶだよ伊織ちゃん! わたしたちもがんばれば百年くらいは生きられるかも!」

「そうね、やよいがそう言うなら生きられるわね、きっと」

「代わり身早いなおい……」

「ま、それはそれとして。アンタは私たちに相応しい仕事を取ってきなさいよね。もう私もやよいも、今までみたいなレベルの低い仕事じゃ物足りないわ。……ね、やよい?」

「うん! わたしも、伊織ちゃんといっしょにもっとたくさんお仕事したいかなーって!」

「そうだなぁ。二人とも実力をつけてきたし、そろそろ上のランクのオーディションに挑戦してみるか!」




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