伊織「『百年たってもやよいおり』? ……何よこれ」
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名無しNIPPER
[saga]
2018/03/25(日) 22:53:02.02 ID:JKum/CnfO
「……なかなかやるじゃない、あんた」
「えっ、そうなんですか?」
「正直見直したわ。やよい、あんたは私のライバルに相応しいかも」
「……えへへっ♪ やっと名前で呼んでくれましたね!」
「あっ……べ、別にいいでしょ!? あんたは私のパートナーなんだから、名前くらい呼ばないとこれからやりにくいと思って……!」
「うれしいです! これからがんばっていきましょう、伊織せんぱい!」
「その先輩っていうのももうなし。あと敬語もね。これから私とやよいは、対等な関係なんだからね!」
「……うんっ!」
その時生まれて初めて飲んだ水道水が、乾いた喉を潤していく感覚。
それは伊織にとって忘れられないものになったのだった。
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