伊織「『百年たってもやよいおり』? ……何よこれ」
1- 20
25:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 23:03:27.24 ID:JKum/CnfO

「伊織ぃ……やよいぃ……今日までよぐがんばっだなぁ……!」

「バカ、いい大人が泣いてんじゃないわよっ……!」

「ううっ……そういう伊織ちゃんも泣いてるかなーって……」

「こ、これはその、目に汗が……ぐすっ」

「……えへへっ♪ 三人ともおそろいのなみだで、うれしいですっ……!」

頂上に到達した達成感と安堵感は、もれなく三人の涙腺を緩ませた。

成人男性一人と少女二人が楽屋で泣き崩れる様は、傍から見れば異様な光景に見えたかもしれない。

下手をすると成人男性が警察のお世話になる可能性もあった。

けれど、同じ時間と同じ想いを共有してきた彼女たちは、しばらくの間泣き笑いの顔で夢の余韻に浸っていたのだった。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
44Res/31.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice