伊織「『百年たってもやよいおり』? ……何よこれ」
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12:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:30:32.11 ID:JKum/CnfO

「ねえ、見たところ私と同じくらいに見えるけど、あなたはここで働いてるの?」

「はい! その、わたしもいちおうアイドルこうほ生なんですけど、まだお仕事があんまりなくて……。それで、社長にお願いしてこうして働かせてもらってるんです!」

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:32:18.42 ID:JKum/CnfO

それから伊織が765プロへ行くと、毎日やよいが彼女を出迎えた。


「おはようございます! 伊織ちゃん!」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:34:11.23 ID:JKum/CnfO

「……あ、おはようございます、伊織せんぱい! そろそろ来る時間かもって思ってました!」

「また掃除してるのね。そんなの使用人に任せればいいのに」

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:37:43.63 ID:JKum/CnfO

そんな日々がしばらく続き、伊織がアイドル活動に慣れはじめた頃。

彼女のプロデューサーがある提案をした。

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:42:26.48 ID:JKum/CnfO

伊織とやよいが共にアイドル活動をしていくことに決まったこと。

やよいはそのことをとても喜んでいたが、伊織にとっては複雑な思いだった。

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:44:28.33 ID:JKum/CnfO

「……今のところは二人の動きをもっと合わせて。もう一回最初からだ!」

「はぁ、はぁ……!」

以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:47:14.03 ID:JKum/CnfO

「……うーん、なかなか息が合わないな。とりあえず今日はもう遅いし、続きは明日にしようか」

全身は汗だくで、筋肉が固まってしまったように手足が動かない。

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:49:03.31 ID:JKum/CnfO

やよいは汗を輝かせながら嬉しそうに笑っている。

私は喋ることすらままならないというのに。

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:50:30.48 ID:JKum/CnfO

「…………よし、今日はここまでだ。二人ともお疲れ様。着替えたら家まで送って行くよ」

「はぁ、はぁ……ありがとうございます! プロデューサー!」

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:53:02.02 ID:JKum/CnfO

「……なかなかやるじゃない、あんた」

「えっ、そうなんですか?」 

以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:56:19.94 ID:JKum/CnfO

伊織がやよいのことをパートナーとして認識してからは、それまでとは違い、着実にトップアイドルへの階段を登っていった。

伊織とやよい、正反対の二人のデュオは、小さいながらもいくつもの成功を重ねていく。

以下略 AAS



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