伊織「『百年たってもやよいおり』? ……何よこれ」
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15:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:37:43.63 ID:JKum/CnfO

そんな日々がしばらく続き、伊織がアイドル活動に慣れはじめた頃。

彼女のプロデューサーがある提案をした。

「……私がユニットを組む、ですって?」

「ああ。そろそろ本格的に名前を売っていきたいところなんだけど、実力的には伊織もアイドルとしてまだまだだからな」

「うるさいわね。まだはじめたばっかりじゃない。この伊織ちゃんの素晴らしい魅力を世間に周知するにはもう少しだけ時間がかかるのよ!」

「分かってるって。だからその周知の手助けとして、伊織にパートナーを付けようと思うんだ。パートナーがいればお互いにフォローし合って成長できるしな」

「ふん、なんか納得いかないけど……。一応アンタは私のプロデューサーだし、仕方がないからアンタの提案を採用してあげるわ。それで、誰が私のパートナーになるの?」

「わたしですっ!」

「…………え?」

「伊織のパートナーはやよいにお願いしたんだ」

「これからよろしくおねがいしますね、伊織せんぱい!」




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